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2歳*男女の双子ママ*育児メインで妊活、コスメ、薬剤師の仕事など気の向くままに書いてます♪

【保育園にあえて落ちる】育休延長するため、苦渋の決断をする事情【育休制度の問題】

 こんにちは!1歳11か月*男女の双子を育児中のまりーです^^

 

今回は『(なんらかの事情で)育休延長したいので、不承諾通知書がほしい』つまり【保育園に入所希望出すけど、あえて落ちたい】と考えるママさんがいる現状を考えてみました。

 

■待機児童が多い中、あえて保育園に落ちることを願う理由とは?

■育休制度の問題点はなんなのか?

より良い制度になるよう、願いをこめて書いています。

 

 

『もう少し育児に集中したい』私の現状

まずは私自身の心境から少し書かせてください。

 

私の会社は保育園にはいれないなどの理由があれば、3歳まで育休を取得することが可能です。

そのため、産休に入った当初は【保育園に受かった時点で復職しよう】と決めていました。

そして結果的に双子ちゃんは保育園の空きがでず、いったん退職し、来春からは双子ちゃんは週2回のプレ幼稚園、私はパートで勤務することになりました。

 

でも正直…これまで保育園にはいれなくてよかったな、と思ってしまう私がいます。

双子育児は毎日があっという間で、1人1人に時間が取れない分、できるだけ一緒にいたい。できれば保育園落ちてほしいな…という思いでした。

 

周囲では0歳の4月に育休を切り上げて復帰する人も少なくありませんし、切実な思いをかかえて保活をしているかたからしたら不快に思われることも理解しており、申し訳ない気持ち、本心を言えないもやもやした気持ちを抱えています。

 

そんな私のように保育園にあえて落ちたいと思うママさんは、『もう少し育児に集中したい』という理由だけではありません。

 

「保育園にあえて落ちたい」それぞれの事情

ワンオペの兄弟育児

周囲に多いのはこの【 ワンオペの兄弟育児】です。

例えば上の子が3歳で、ある保育園に通っています。

下の子は1歳。兄弟枠でも上の子と同じ保育園に入所できませんでした。

さらに夫は朝早く終電帰り、両家の実家も遠く頼れない。

 

となると、育休を延長したい、そのためには保育園に落ちなければ!となってしまいます。

 

会社事情のフルタイム勤務要請

もう一つ、友人にあったことです。

友人の会社では「3歳までの時短勤務」が規定で認められています。

が、人数や業務の関係でフルタイム勤務の要請がきました。

 

もちろん断ることはできますが、上司や同僚の目や関係を考えると、「もうしばらく育休を延長し、会社の状況や考えが変わるのを待ちたい」と言っていました。

やはりそのためには保育園に落ちなければ!となってしまいます。

 

わざと落ちることはできるの?

私は双子だったこともあり、特に何もしなくても入園はできない状況でした。

が、区役所のかたになんとなくぼかして聞いてみると、やはり「保育園にわざと落ちたい」というかたもいるのだそう。

 

同じくかなりぼかして「わざと落ちる」方法を聞いてみたのが以下です。

※保育園にわざと落ちることを推奨しているわけではありません。

また、この方法を試しても思うような結果にならないことはあり、責任は負えません。

 

■希望園を少なく書く

希望園を 際限なく申し込むことはできますが、逆に一つだけの申し込みも可能です。

 

■希望園を人気のある保育園にする

 区役所で入園を希望している人数のリストを見せてもらうことができます。

その中でも人気の園(待機人数が多い)園に申し込みます。

 

■(必要がない限り)4月入園は申し込まない

 4月入園はやはり途中入園よりかははいりやすくなります。

一方、育休延長は1歳、1歳半、など節目節目の不承諾通知書のみの提出になります。

なので保育園に入りたくない場合は、その節目に当たらない限り、4月入園申し込みは避けたほうがいいようです。

 

保育園を辞退しても育休延長できる?

もし保育園にはいりたくなかったのに入園できてしまったときには、辞退することも可能です。

ただ、辞退したら不承諾通知書はでないため、育休手当金はもらえません。

 

さらに、保育園を落ちたことを証明する必要のある会社では、育休延長が認められないこともあります。

なので事前に会社の規約を確認することが大切です。

 

育休制度の問題は?

 でも、保育園にはいりたい待機児童が多数いる中、このように「あえて落ちたい」「育休を延長したい」という申込者がいると様々な問題、衝突が生じます。

 

現状の育休制度の大きな問題点としては、2点あると思っています。

 

1.延長に不承諾通知書が必須なこと

不承諾通知書をもらわないと、育休期間が延長できない制度が根本的な問題なのではないでしょうか。

 

「保育園を考える親の会」代表で保育事情に詳しい普光院亜紀さんというかたの言葉を引用させていただきます。

希望者には、はじめから2年間取得させてあげれば良い。そうすれば、わざわざ落ちるという手段を取らなくて良いし、行政の手間も省けるし、入園希望者は希望の保育園に入りやすくなる

 これ、まさにそう思うんです!!

無駄に申込をすることで、親も行政も手間がかかりますし、入りたい人が入れない。

それならはじめから、いかなる理由であれ、育休の期間を選択できるようにしてもらえると罪悪感や焦りなどなく、みんなが気持ちよく取得できるのでは…と思っています。

 

2.2歳児クラスが激戦になってしまうこと

最長の育休が1年半の時は、保活の激戦は「0歳児クラス」と「1歳児クラス」でした。

周囲にも多かったですが、子どもが生まれる前から保活をスタートさせ、保育園の見学に行ったり、加点を狙うために育休を1年弱で切り上げ、0歳で認可外保育園に預けるママさんがいました。


しかし、育休が2年まで延長できるようになってからは、2歳児クラスの入園希望者が増えているんだそうです。

ただ、たいていは0歳・1歳児クラスから進級して2歳児クラスに上がるので、2歳で新規入園するのはとても難しいです。

私が住んでいる区では、2歳児の保育園入所は4月入園でもほぼ無理だと思ったほうがいいとのことでした。(双子だからというのもあるかもしれませんが)

 

政策として、2歳児を受け入れる幼稚園を増やしているようですが、まだあまり追い付いていないかなという実感です。

 

この2つが早急に改善してもらいたいところ。

 

育休は働くパパママの強い味方。

これからも制度の改革をすすめてもらいたいなぁと願っています。

 

 

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